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オオスズメバチ
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オオスズメバチの巣、土の中に営巣
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オオスズメバチ(大雀蜂)はスズメバチ類の中で最も大型のハチ(世界最大)で、体長は女王バチが40〜45mm、働きバチが27〜40mm、オスバチが35〜40mm。東アジア、及び日本の北海道から九州に分布しており、南限は屋久島、種子島近辺。コガネムシやカミキリムシといった大型の甲虫類、あるいはスズメガなどの大型のイモムシ等を捕らえる。秋になると餌となるこれらの昆虫が減少し、一方で多くの新女王バチと雄バチを養育しなければならず餌の所要量が増大するため、需要を満たすために集団で同種の別の巣またはミツバチや他種のスズメバチといった巨大なコロニーを形成する社会性のハチの巣を襲い、幼虫や蛹を略奪する。非常に獰猛で攻撃性が強い上、土中や樹洞などの閉鎖空間に営巣するため、巣の存在に気付かずに接近して攻撃を受けることがある。
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札幌市で過去に一年間巣の駆除が512個の駆除を行いました。 |
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オオスズメバチの巣、幼虫も大きい
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ケブカスズメバチの巣
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ケブカスズメバチの巣、1階軒下
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ケブカスズメバチの巣、2階軒下
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ケブカスズメバチの巣
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古タイヤにケブカスズメバチの巣
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ケブカスズメバチの巣
スズメバチ類は強烈な毒を持つものが多く他者への攻撃性も高い、非常に危険な蜂である。他のハチと同様に、毒針、毒嚢、毒腺は生殖器が変化した物で、刺すのは雌だけである。女王蜂も毒針こそ持つものの攻撃性は低く、刺すことはほとんどない。雄は毒針を持たないので刺すことは無いが、威嚇のため刺す姿勢だけは取る
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クロスズメバチの巣、玄関の外灯に営巣
クロスズメバチ(黒雀蜂)は、体長10-18mmのクロスズメバチ属。小型で、全身が黒く、白または淡黄色の横縞模様が特徴である。北海道、本州、四国、九州、奄美大島に分布。多くは平地の森林や畑、河川の土手等の土中に多層構造の巣を作り、6月ごろから羽化をする。小型の昆虫、蜘蛛等を餌とし、ハエなどを空中で捕獲することも巧みである。その一方で頻繁に新鮮な動物の死体からも筋肉を切り取って肉団子を作る。食卓上の焼き魚の肉からも肉団子を作ることがある。攻撃性はそれほど高くなく、毒性もそれほど強くはないが、巣の近くを通りかかったり、また缶ジュース等を飲んでいる際に唇を刺される等の報告例がある
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ケブカスズメバチの巣
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ケブカスズメバチの巣
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ケブカスズメバチの巣
日本に生息するスズメバチ属では本種が最も小型であり、体長は女王バチが25〜28mm、働きバチが18-24mmである。頭部は黄色、胸部は黒色で肩板などが黄色、腹部は濃褐色と黄色の縞模様で、全体的に黄褐色の毛で覆われている。基亜種ケブカスズメバチは、亜種キイロスズメバチよりも黄色の部分が少なく、巣の規模もやや小さい。
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ケブカスズメバチの巣 水道メーターBOXに営巣
攻撃性が非常に高く、巣の近くを通っただけで攻撃されることもある。特に一旦刺激を受けた巣では攻撃性が増して危険である。スズメバチ類の刺傷例では本種によるものが最も多い。
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防護服
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駆除する道具
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駆除する時の服装
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左 コガタスズメバチの巣 右 ケブカスズメバチの巣
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オオスズメバチ
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駆除したスズメバチの巣
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お地蔵さんの小屋の中 モンスズメバチ
モンスズメバチ・日が暮れた後も活動を続け、夜も働き蜂が巣から出入りをする。はじめは屋根裏、壁の中など閉鎖空間に巣を作るが、より広い閉鎖空間へ引越しを行うことがある。働き蜂の数、巣の規模は比較的大きくなり、セミを好んで捕まえる。
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コガタスズメバチの巣 右側が作り始めで徐々に左側の巣になる
コガタスズメバチ庭木の中、屋根の軒下など開放空間にバレーボールくらいの巣を作る。オオスズメバチを一回り小さくしたようなスズメバチで、黄色と黒の縞模様。おとなしいスズメバチで、巣に近付いても攻撃はしてこない事が多い。
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コガタスズメバチの巣 庭木に営巣
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ケブカスズメバチの巣 住宅の軒下に営巣
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